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東京工業大学様訪問

4月7日、弊社製品『熱電対玉つくり溶接機 TC-ARC』を昨年2台(も)導入いただきました東京工業大学工学院、安井先生の研究室にお邪魔してきました。
目的は、導入後のご利用がスムーズにいっているかの確認です。

研究室はとてもおしゃれで、作業場となる談話スペースも居心地がよさそうです✨

装置は順調にお役に立っているとのこと。
一安心です☺
 

こちらの研究室では車載用の電子機器実装高度化の研究をされており、基板が持つ温度を測定するために極細の熱電対を使用されています。
天下の東京工業大学様で、最先端の技術研究に少しでもお役に立てているなんて、とっても光栄です。

あ、熱電対ってなんだ???という方に。
熱電対はいわゆる温度センサーです。
二本の線でできているのでその先端を繋げて温度測定したいものに取付けると温度が検知できる仕組みになっています。
(弊社でもお取り扱いしております👉熱電対のページはこちら
細かいもの、狭い部分を測定するには、熱電対も細いものを使わねばならず、こちらでは0.1φの熱電対を主に使用しているため、たいへん緻密な作業になるんです💦

熱電対を掴むピンセットもカスタマイズ。
大変ご好評をいただきました。
弊社の熱電対溶接機TC-ARCの導入で、1時間あたりの玉つくり溶接作業が2倍のスピードに上がったとか!!

そしてそして、更に感動したのは。
安井先生、熱電対を巻く機械も3Dプリンタで製作されていました!!
 
ものづくりへの飽くなき探求心、簡単にちゃちゃっと作れてしまう能力、ただただ尊敬です✨

導入現場でお客様の生の声を聞けるってとても勉強になるなあと、あらためて実感☺
気づきもたくさん得られ、「ものづくりの今」を垣間見ることができ、感謝の一日でした。

営業兼広報担当S