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SDG's

2022未来読書 第2回目です

***Nessan Future Learning***

世の中の課題やわが社の未来、私たち自身の可能性について学ぶ社内研修の目玉👀
2022年度第2回目👆
毎回当番の社員が1冊の本を1枚のレジュメにまとめてきて発表します。
一冊の本を読み解き、みんなに紹介するハードな企画です✨

今回はこの3冊。
  

一冊目は『サーキュラーエコノミー実践 オランダに探るビジネスモデル』
発表者は営業Oさんです。

この発表の内容は、オランダのビジネスモデルからこれからの日本のビジネスチャンスを見つけるといった内容のものでした。
全17事例あり、その内5事例は日本のものでした。

Oさんは読んで特に気になった6事例を発表。
YouTubeの動画サイトのリンクもあり、インストック(廃棄食品しか使わないレストラン)のものを見せてくれました。出来上がった料理を見る限り、廃棄食品で調理したとは思えない素晴らしい見た目!
・・・残念ながら動画なので味はわかりませんが、個人的に食べることが好きなので、人生の内1度は味わってみたいなと感じました。

その他に、オニバスコーヒー(栽培条件、加工、品質等の情報を購入者に伝える透明性や安定した調達のために生産者と対等な関係を築くことが重視されている)について、私より「そのオニバスコーヒー若しくはフェアトレード商品、認証マーク入りの商品を購入した事はありますか?」と質問させていただきました。購入した事もないしマークも見たことが無いとの事でしたが、その商品を買う事はSDGs的に貢献できるようなので、気になった方は普段の買い物でもぜひぜひ探してみてください。


二冊目は『DRAWDOWN 地球温暖化を逆転させる100の方法』

発表者は総務Sさん

内容的には、「炭素量を減らそう」、という話です。
その方法が100あるみたいですが・・・皆さん、考えつきますか?
世界でその削減方法について討論できる方々は凄いなと発表を聞いて思いました。

Sさんは、削減方法のランキング1位・4位・56位を発表。
1位はみなさんの身近にある「エアコン」や「業務用冷蔵庫」などの「温室効果ガス」をおさえたり、
回収・再利用することが有効だとお話ししてくれました。

4位は「植物性食品と中心とした食生活」、簡単に言えば「ベジタリアン」になりましょうという内容。
肉となる動物の飼育時に発生するメタンガスが温室効果ガス全体の20%!
その発生を抑えることが有効との事・・・肉好きの私にとっては大変苦しい内容でした💦
ですが、今は「大豆ミート」など代替え肉の存在もありますので前向きに食生活を変えていこうと思った次第です。・・・慣れるまでキツいでしょうけど。

56位は「産業廃棄物のリサイクル」です。以外にもリサイクルは低い位置づけされているんだなと感じました。ただリサイクルをすれば良いというわけでなく、原材料の見直しや設計・製造の前段階の見直しが重要との事でした。

質問で「2位と3位は何ですか?」との声がありましたが、これまた3位が「食品」についてでした・・・人間の食生活の見直しや、人口増加問題がランキング上位とは・・・責任を感じますね。


三冊目は『大量廃棄社会 アパレルとコンビニの不都合な真実』
発表者は川口社長です。

大量廃棄社会・・・皆さんはこれを聞いて何を思い浮かべましたか?
私は今からの季節イベント「ハロウィン」を想像しました。
毎年問題になっている、イベント後の「街中のゴミ問題」!!
その中身は「食品」「コスプレ衣装」のポイ捨てです。

「コンビニ」「アパレル」の不都合な真実はまさにそういった内容でした。

コンビニでは季節ごとのイベントで売れ残った食品が大量廃棄されていること。

しかも、この大量廃棄・・・イベントごとです!イベントごと!

年間通して考えたらゾッとしました・・・

そして、アパレル。こちらは衣類の大量廃棄です。
リサイクル会社に持ち込まれた古着が1日で9トン!
衣類なんでそこまで重さ無いじゃないですか?
それが9トン!?

信じられますか!正直実感がわきませんでした。

この本の著者は「リデュースを優先せよ」との事。
つまり「もの」を「ごみ」にする事を抑えましょうと言っているみたいです。

社長もコンビニとアパレルの廃棄問題について色々と熱く語ってくれました。

何度も言いますが、私は食べる事が好きです🍖🍚🥬🐡🍝
コンビニで新商品やイベント商品を購入しようとし足を運びますが、人気商品はかなりの確率で売り切れています。そういった買えない消費者を無くす為に、店側が大量に入荷し「チャンスロス」(本来得られた利益を逃がすこと)を防ぐ事が、大量廃棄の一つの原因だという話がありました。

また、アパレルでは、「トレンドサイクル」と長く持たないデザインが使い捨て文化形成や売れ残りを廃棄する前提の生産が原因という話もありました。

最後に、「この状況を作ってしまっているのは、店側だけなのか?消費者である我々の思考・行動がかなり影響している消費者の力で業界は変わる」と問いかけるような内容でした。

わたしたちがこの質問についてどう考え、思うかは自由と思います。
個人的には「イベントや流行を作り始めた社会自体が問題」では無いかと、社長の発表終了時に発言させていただきました。
「恵方巻を食べる習慣」や最初に話した「ハロウィン」などは私自身はここ最近知ったイベントで、服の流行についてはいつ見てもころころ変わっているのでついていけて無いのが現状でした。
今まで無頓着だったので、社会自体が問題ではないのかと結論でした。

次回のNFLは未来読書ではないですが、11月に開催です!✌

今回のファシリテーター Tサキ でした

そして、今回の発表者の3名は・・・全員女性で緊張しました👸👸👸