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会社を出て見上げた空に、心を動かされた話。

皆さんこんにちは。

仕事を終えた夕方、いつものようにパソコンをシャットダウンし、机の上を簡単に整えて、玄関を出たそのときでした。
ふと空を見上げると、なんとも言えない色合いが目に飛び込んできました。

刻々と表情を変えていく夕空。
日常の一コマに過ぎないはずの光景なのに、妙に心が引き寄せられて、思わずスマートフォンを取り出し、シャッターを切っていました。

① やわらかな光に包まれて

– この日の空は、まるで水彩画のように淡く、やさしいグラデーションを描いていました。
どこか静けさを感じさせる空模様で、1日を終えた身体と心に、すっと染み込むような光でした。
水面には風がつくる小さな波紋が広がり、その上を滑るように夕陽の色が揺れていました。

この景色を見ていたのはほんの数分。
ですが、不思議とその短い時間が、とても豊かで贅沢に感じられました。
日常の中に潜んでいる“特別”って、案外こういうものかもしれませんね。

② 燃えるような別日の空

– そしてこれは、また別の日の退社時に撮った一枚です。
同じ場所、同じ時間帯…なのに、空はまったく違う表情をしていました。

この日は、空全体が燃えるようなオレンジと赤に染まり、雲の一つひとつがまるで絵画のように立体感をもって浮かび上がっていました。
自然が見せるこのダイナミックな演出に、思わず言葉を失いました。

この瞬間に立ち会えたことが、なんだかご褒美のように感じられて、しばらくその場に立ち尽くしてしまいました。
何かに追われるように過ごしている日々のなかで、こんなふうに立ち止まる時間って、本当に貴重ですね。

日々の中にある、ご褒美のような瞬間

オフィスのすぐそばに広がるこの風景は、実は毎日のように目にしているものです。
でも、立ち止まってゆっくり見つめることって、案外少ないものです。

同じ道、同じ景色でも、空模様や光の加減で、まったく違った印象になるから不思議です。

「忙しいからこそ、あえて立ち止まる時間を大切にしたい」
そんなふうに感じさせてくれる景色でした。

皆さんももし退社時や休憩中に空を見上げる余裕があったら、ぜひ“今日だけの景色”を感じてみてください。
写真に残すのもいいですし、ただ目に焼きつけるだけでも、心が少しほぐれるかもしれません。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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